いま、
神戸・元町にある「スペースわに」さん主宰のイベント「わにシネマ」で
『人生フルーツ』という映画をみてきました。
愛知県に住む、老夫婦の暮らしを追ったドキュメンタリーなんだけど、
とっても良かったので紹介しますね。
『人生フルーツ』公式サイトの
予告編はこちら
作品紹介はこちら
愛知県のニュータウンに50年間暮らす、
90歳の建築家、津端修一さんと
87歳の妻・英子さんの穏やかな暮らしぶりを追っています。
タイトルの『人生フルーツ』とは、
人生も果実も、
急がずにこつこつ、ゆっくりと時間をかけると
豊かな実りをもたらしてくれる
ということをあらわしているようです。
わにシネマでは、上映がおわってから、
みんなの感想をきける時間があったんだけど、
夫婦関係、人間関係、ていねいな暮らし、
仕事観、人生観、未来への貢献と
人それぞれ、ちがう視点でテーマを捉えていて面白かったです。
ぼく自身も、この映画から
とてもたくさん受け取ることがあったんだけど、
きょう、いちばん心に残ったのは、
修一さんが
「山に雑木林を育てよう」と
ニュータウン計画でハゲ山にされたところに
地域の人たちを巻き込んで、ドングリを埋める場面と
英子さんが
自宅の畑に
堆肥になる土を巻きながら
「お金は次の世代に残せないけど、土を良くすれば作物は育つ」(←だったかな?)
という場面。
どちらも、
ずっと先の未来をみて、こどもや地域の人を想い、
じぶんができることをやっていく姿が
素敵だなあと思いました。
ぼくも、
30年後か50年後か、わからないけど、
まわりのみんなのために、次の世代のひとのために、
いま、じぶんにできることを
たのしみながらコツコツとやっていこうとおもいます。
人生のいろんなヒントを受け取れるとおもいます
みんなにもぜひいちど観てもらいたい映画です。
もう、何年か前に公開された映画みたいなので、
もしかしたらレンタルできるのかな??
書籍も、たくさんでているようです。
(ほかにもあるみたいなんだけど、
途中でリンク貼るの、めんどくさくなってしまったので、
探してみてください。)
今回、ぼくが参加した「わにシネマ」に興味あるかたは、
スペースわにさんのサイトからどうぞ。
スペースわにWebサイト
ぼくは、もう2回目だけど、
また日をおいて3回目みたくなるかも。
観られた方は、ぜひ、感想きかせてくださいね。
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