隠しテーマは「腰痛改善」

前回のつづき。
ぼくはレッスン前にリクエストを聞くことが多いのですが
最近多いのが「腰の痛み解消」。
腰痛もちの方おおいですね~。

前回も『子連れヨガ』の隠しテーマが腰痛改善でした。
個人的には内面とむき合う瞑想的なヨガが好きなのだけど
今回は少し体操的な要素を多く取り入れてみました。
体操はヨガの本質ではないかもしれないけど、ひとつの要素として考えてもよいとおもっています。

ちなみに。。
腰痛といえば腹筋と背筋を鍛える!なんていってる人はだいぶ減ってきているとはおもうけど。。
それで余計にいためてしまう人をたくさんみてきたので念のため。。

もちろん筋力低下も原因のひとつとしてあげられると思いますが
重要なのはどこの筋力を鍛えるかです。腹直筋?ではないですよね笑
あとは姿勢。姿勢は個性です。
良い悪いではないのですが、いつも同じ部分に負担がかかっていることが多いのです。
それとぼくの経験上、腰以外の硬さが腰に負担をかけていることが多いように思います。
体は全体でバランスをとるので股関節、仙腸関節、胸椎、胸郭などが硬いと不安定な腰部に負担がかかります。

今回は股関節周囲、胸椎、胸郭の柔軟性を改善する動きや
自分で姿勢を感じるポーズを多めにいれてみました。

熟練者の治療ほどの即効性はないかもしれないけど、
自分の体の硬さや姿勢のクセに気づくことで自分でも調整ができるようになってきます。
だれかに治してもらうより自分で本来の体の力を取り戻すほうが長い目で見ると良いのではないかなと思います。
歯医者に定期健診にいくとしても毎日歯をみがいてもらったりしないですよね?体も同じです。



ちなみにこちらの本には
『腰痛の医学的治療は、「保存療法」「外科治療」と対比的に述べられることが多い。しかし、腰痛自体の解消を目的として外科治療が選択されるのは、それが腫瘍や脱臼などから生じている場合が一般的であり、実数としては稀である。疾患に特異な腰痛に苦しむ患者と異なり、多数が悩む腰痛は、日常診療レベルでは病因、病態が明らかでない症候に外科治療の適応は原理的に成立しない。この状況を踏まえて考えると、保存療法は腰痛治療の基本である。』
かんたんにいうとほとんどの腰痛は病院で治すもんじゃないよってこと。
じゃなんのために診察するの?というと
特定の病態(神経症状合併例や重篤な疾患(悪性腫瘍、感染など)・外傷(骨折))を正確に除外すること。
とされています。

ようするに病院行ってもたいしたこと言われなかった人は自分でなんとかしなさいってこと。

だいじなのは自分でなんとかするってとこですよ。
病院でほっといても良いと言われてほったらかしだとまた繰り返すことが多いから。



はなしがだいぶそれてしまいましたが。。。

ヨガでじっくり体とむき合うことが腰痛改善にも一役買うのではないかなーと思うわけです。
長年掛けて身につけたクセに気づいてきましょう。


レッスンの後みんなでアジャストごっことかもしたいなー
仲間入りしてくれるかた連絡おまちしております(^^)
isono.taku@gmail.com


Taku







ブログ引っ越しました。(2019.1)




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